2012年01月20日
二十日正月(1/20)
(1/20・金)
「二十日正月」
今日は、「二十日正月」といって、昔の、万事のんびりした時代でも、20日を限りに正月気分を脱しました。正月の祝い納めの日でもあり、かつては仕事を休み、物忌みをしたそうです。
この日の早朝には、正月にお迎えしていた歳神様方が、それぞれの居場所にお帰りになる日と考えられていました。歳神様がお帰りになると言うことで、その前夜、つまり十九日の夜には、尾頭付きのお膳や、小豆御飯をお供えする地方もあるそうです。
歳神様方が全てお帰りになりますから、この日には正月の飾り物などは全て片付けて、正月行事を締めくくる日と言われています。もっとも、現代ではこの時期までのんびり正月気分ということはなくなっていると思いますが・・・。
また、二十日正月を骨正月(ほねしょうがつ)と呼ぶ地方(主に関西以西)があります。
これは、正月に塩鰤(ぶり)を食べる地域で、正月の晴れの魚である塩鰤を大根やごぼう、里芋などと一緒に煮て、骨まで残さず食べ尽くしてしまう日ということで、この名が生まれたと言われています。魚と言えば、最後に残るのは骨と頭、と言うことで骨正月のほかに、頭正月(かしらしょうがつ)とも呼ばれるそうです。ブリは小より大に至るに従って次第に名を変えます。成長につれて名が変るように、人も師の教によって心の徳が増すことを祝います。師は人の孝悌(こうてい)の道を教え、天下を治める道さえも知らしめるものです。そこで、縁起のよい魚偏に師の字を書いた鰤(ブリ)を用いたと言われています。
正月七日、十一日、十五日と正月終わりの行事はいろいろありますが、いろいろあった正月終いの行事も、この二十日正月でいよいよ最後となります。
「二十日正月」
今日は、「二十日正月」といって、昔の、万事のんびりした時代でも、20日を限りに正月気分を脱しました。正月の祝い納めの日でもあり、かつては仕事を休み、物忌みをしたそうです。
この日の早朝には、正月にお迎えしていた歳神様方が、それぞれの居場所にお帰りになる日と考えられていました。歳神様がお帰りになると言うことで、その前夜、つまり十九日の夜には、尾頭付きのお膳や、小豆御飯をお供えする地方もあるそうです。
歳神様方が全てお帰りになりますから、この日には正月の飾り物などは全て片付けて、正月行事を締めくくる日と言われています。もっとも、現代ではこの時期までのんびり正月気分ということはなくなっていると思いますが・・・。
また、二十日正月を骨正月(ほねしょうがつ)と呼ぶ地方(主に関西以西)があります。
これは、正月に塩鰤(ぶり)を食べる地域で、正月の晴れの魚である塩鰤を大根やごぼう、里芋などと一緒に煮て、骨まで残さず食べ尽くしてしまう日ということで、この名が生まれたと言われています。魚と言えば、最後に残るのは骨と頭、と言うことで骨正月のほかに、頭正月(かしらしょうがつ)とも呼ばれるそうです。ブリは小より大に至るに従って次第に名を変えます。成長につれて名が変るように、人も師の教によって心の徳が増すことを祝います。師は人の孝悌(こうてい)の道を教え、天下を治める道さえも知らしめるものです。そこで、縁起のよい魚偏に師の字を書いた鰤(ブリ)を用いたと言われています。
正月七日、十一日、十五日と正月終わりの行事はいろいろありますが、いろいろあった正月終いの行事も、この二十日正月でいよいよ最後となります。
作成者:Sato
Posted by Rokuty
at 08:55
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